『食間』は何時のことか知っていますか？薬の服用時間について（一覧表）

こんにちは。

今日は、【薬を飲む時間（服用時間）】について紹介します。

病院でもらう薬の飲み方（用法）に

●１日３回毎食後

●１日２回朝、夕食後

と記載されているのを目にすることがあると思います。

食前や食後の意味は、漢字から何となく分かりますが、

食前は食事を摂る30分ほど前のこと。

食後は食事の後の30分以内を目安にする。という30分という具体的な時間は知らない方も多いのではないでしょうか。

今回は服用時間の目安についてまとめました。

服用時間の目安

食前　　食事を摂る30分ほど前

食直前　食事の5分前

食直後　食事を終えてから5分以内

食後　　食事を終えてから30分以内

食間　　食事を終えてから2時間ほどあける←要注意！！

起床時　朝起きてすぐ

就寝前　就寝の約30分前

空腹時　食事の約1時間前または食後2時間以上あと←要注意！！

いかがでしょう。

よく間違われるのが食間（しょっかん）です。

食事の間のことだと思っている人がいますが、正しくは食事と食事の間のことです。

食事を終えてから2時間ぐらいが目安となります。

また空腹時は漠然とした表現ですが、薬に関する場合は

食事の約1時間前または食後2時間以上あとのことです。

いかがでしょうか？薬によっては効果を高めたり、副作用を防止する目的で厳密に服用時間が決められているものがあります。

例えば、ロキソニンなどの痛み止めの薬は、空腹時に服用すると胃に負担を与えてしまう（胃潰瘍を引き起こす）可能性があるため、食後に服用することが推奨されていたりします。服用時間はきちんと守ってくださいね。